このところ急に寒くなってきましたね。
慌てて冬支度をしている人も多いのではないでしょうか?
私も、コートを出したりヒートテックを用意したりで準備完了。
これで、外出も安心です。
ところで、住宅の冬支度と言えばどんな準備をしますか?
ファンヒーターを出したり、エアコンを掃除したり、加湿器を準備したりなど。
暖めるための器具を用意しますよね。
でも、できれば家自体を冬仕様に変えた方がいいんです。
つまり、コートやセーターを着るように家も断熱する必要があります。
そうは言っても、家を断熱するといっても建てた後からだとそう簡単には行きません。
特に窓は結露が発生し、すきま風が入り不快極まりない部分ですが、新築時にも意識されていないんですね。とても残念に思います。
では、どのようにすれば良いのか?
そこで、日本の断熱窓とヨーロッパの断熱窓の違いを説明します。
日本とヨーロッパの断熱窓の違いクリックすると拡大します
左が日本の代表的な窓で、右がヨーロッパの一般的なアルミ断熱窓。
ここで比較する所は3カ所です。
1.サッシに使われているフレームの肉厚
2.枠の断熱方法(青い輪で囲まれた部分)
3.障子の断熱方法(黄色い輪で囲まれた部分)
1.は一目瞭然!ヨーロッパの窓が2倍近く肉厚で頑丈です。
2.は室内と室外を分離する為に使われている断熱部材ですが、幅の広さと構成される断面が違います。ヨーロッパの方がより大きくより複雑になっています。
3.については、日本はアルミに樹脂カバーが付いているだけ。ヨーロッパは枠と同様にしっかりと室内と室外が分断されています。
つまり、ヨーロッパの窓は断熱出来ていて、日本の窓はしっかり断熱しているとは言い難いものになっています。これでは、結露が無くなりません。
少なくても、一般的なヨーロッパの窓くらいの構造でないと断熱出来ません。この窓と言う分野においては、日本は先進国の中で一番遅れていて、ヨーロッパに対して30年以上の遅れを取っています。
何とかしなければ!
これから住宅を建てられる方は、是非窓にも拘って下さい。
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