サッシの防犯性能はどのような基準となっているんでしょうか。
実は、もの凄く単純な基準となっています。それは、
攻撃に対して5分間耐えること
実に分かり易い基準ですね。
でも、5分間と言う時間は想像以上に長いんです。5分もあれば大抵の窓は
破ることが出来るのではないでしょうか。
防犯性能の試験方法は、試験員が色々な手口で窓を破ろうとするだけです。
ただし条件があって、
試験員は、警察庁、国土交通省又は協会が推薦する者であることとする
試験は 1 つの手口に対して複数回実施する
攻撃の開始から人体が通過するまでの時間を測る
となっており、判定は、
人体が通過可能な状態になるまでの時間が 5 分以上
で合格となります。
例えば、開き窓であれば締まり金物が5分間耐えればいい事となっています。
でもフレームの強度は考慮しなくてもいいのかな?
防犯に適した締まり金物とはこれのこと。
でも、そこだけを狙うのはある意味日本人らしい行動なのかもしれません。
ヨーロッパの防犯試験も同様なのですが、とにかく決められた時間(標準の窓で3分、防犯仕様になると5分)
において侵入されない事が条件となります。
ただし、締まり金物部分だけでなく窓全体での防犯性能が必要となりますので、
日本のそれとはケタが違います。
ヨーロッパの樹脂サッシの防犯テスト風景ですが、信じられないくらいつくりが頑丈です。
(※恐らくこの窓の防犯性能はRC2かRC3です)
真ん中のFIX窓から挑戦
バールをねじ込むが開かない
狙いを開き窓に変更し下から攻撃
諦めて上を狙ってみる
さらに下からもこじ開けようとするが
お手上げだ(-_-;)
窓に求められる性能は、
断熱・気密・水密・防水・防音・防犯
です。
全てを高次元で満たした弊社のサッシを是非ご検討下さい。
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