住宅の購入は人生最大の買い物とよく言われます。
自分を担保に大きなお金を借りて購入するわけですから、その通りだと思います。
では、人生第2の買い物は何でしょうか?
それは、保険です。
現在の1世帯あたりの生命保険料の支払額の平均が年41.6万円なので、30〜60歳まで入るとするとザックリですが1250万円にもなります。
確かに、住宅に次ぐ金額ですね。この金額を少しでも安くできないものかと保険の〇〇などに行って相談する方も多いでしょう。
特に住宅ローンを検討する際にまとめて見直す方も多いと思います。
そこで、住宅を購入する際に押さえておきたいポイントをお伝えします。
住宅を購入する際、民間の金融機関からお金を借りると団信と呼ばれる保険に強制加入させられます。
※一部ネット系銀行では必要のないものもありますが。
そんなの払ったことないよ!という方もいるかもしれませんが、ローンの金利に上乗せされていますので毎月しっかり払っています。
そして、その保障金額は住宅ローンの残債になります。
一方、フラット35を利用する場合には、団信を利用することは任意となりますので、自分に合った保険を選択することができます。
しかし、だからと言って保険に入らない訳にはいきません。もしも一家の大黒柱が働けなくなったら住宅ローンの返済が滞り、家を手放さなければならなくなるばかりでなく、その後の家賃を捻出しなければならなくなります。
そこで、一つのポイントなのですが、住宅ローンの残債に合わせた保険を組み合わせることで、家計の負担を減らすことができます。
つまり、住宅ローンに合わせて保険をかけることで、住宅の所有に関わるリスクヘッジ費用を少なく抑えるということです。
この図のように、当初2500万円のローンを組んでいた場合、最初に必要な保険の額はやはり2500万円必要ですが、支払いが進むにつれローン残高も減少しますから保険の額もそれに合わせて減らすことが出来るということです。
※あくまで住宅だけに絞った場合です。
一般的な定期保険の場合、期間中の補償額は一定ですからその分大目に保険料を支払うことになります。そこで、オススメするのが収入保障保険(所得保障型)です。
【試算例1】
加入年齢:30歳、期間35年、借入2500万円、収入保障保険の毎月の受取額月7万円(※チュールッヒ生命 収入保障保険の場合)
このように、保険の支払いを少し減らすことができます。
さらに、非喫煙者の方は”非喫煙優良体”が適用され、毎月の掛け金が3分の2程度まで減らせるものもありますので、要チェックです!
【試算例2】非喫煙優良体型の方の場合(※チュールッヒ生命 収入保障保険の場合)
加入年齢:30歳、期間35年、借入2500万円、フラット35金利0.9%、収入保障保険の毎月の受取額7万円の時
※各保険会社により色々な商品が出ているので、自分に合った保険を選ぶことをお勧めします。
この方法は、ローンの借り換えにも使えますので参考にしてください。
低金利時代で目に見える大きなメリットは望めませんが、コツコツと小さな積み重ねで節約していきましょう。
そして、住宅購入をきっかけに豊かな暮らしの実現ができるといいですね。
運営する暮らしのサロンのセミナーの先行予約もいち早くご案内!
ぜひメールマガジンにご登録ください。