東日本大震災以降、全国各地で比較的大きな地震が頻発しており、予断を許さない状態となっています。
地球規模で見れば、阪神淡路大震災や新潟中越地震、福岡県西方沖地震なども、頻発する一連の地震に含まれるのかもしれません。
日本中、いつどこで地震が発生してもおかしくない状況
そこで、地震に備える必要があるのですが、水や食料の備蓄の他に地震保険をかけておくのも重要な対策の一つといえます。
ところで、地震保険の目的をご存知でしょうか?
地震保険に関する法律には次のように記されています。
第一条 この法律は、保険会社等が負う地震保険責任を政府が再保険することにより、地震保険の普及を図り、もつて地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的とする。
つまり、地震による建物の被害の救済ではなく当面の生活の安定のための保険ということです。ですから、地震保険の補償金は当面の生活を支えるために使えることも知っておきたいポイントです。
それでは、地震保険の加入率はどれくらいでしょうか。
2014年度の加入率は28.8%と2年前から1.7%増加しており、増加傾向にあります。また、火災保険に地震保険がセットされた「付帯率」については、59.3%と高い加入率となっています。ただし、地域別には未だに10%代前半のところもある様です。
一方、度重なる巨大地震の影響からか、地震保険の保険料は上昇傾向にあります。2017年1月、2019年、2021年と段階的に引き上げられる(下がる地域もあります)予定となっており、負担感は増していきています。5年の長期契約を利用するなど検討に値すると思いますので、まだ、加入されていない方はご検討されてはいかがでしょうか?
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