これまで、樹脂窓の性質などについて説明してきましたが、今回から実際の製造方法について説明します。
最近、樹脂窓が各社から販売され始めましたので、プロの方ならその断面構造を見る機会も増えているのではないでしょうか?
樹脂窓のフレームには小さな空気層(空洞)が幾つもあって、その空気層が断熱の役割を果たしています。
この空気層の大きさや数等が断熱性能に大きく関わっているので、とても大事な事ポイントです。
次の画像をご覧下さい。
AJM8000 by Green Bridge Uw=0.79W/m2K
一目で多くの空気層がある事が分かりますね。その一つの空気層が一つのペアガラスのような役割を担っています。
これだけの空気層があると、断熱性能が高い事がお分かり頂けると思います。
さらに、窓の性能を上げるために空気よりも断熱性能の高い断熱材を入れる事も出来ます。
AJM8000 energeto by Green Bridge Uw=0.74W/m2K
フレームの中にウレタンを注入する事で、さらにフレームの断熱性能を上げることが出来ます。
このフレームの場合、Uwで7%程度断熱性能が向上します。
小さな積み重ねですが、この小さな積み重ねが窓の性能向上には不可欠なんですよ!
フレームの性能が向上すると、ガラスの選び方も変わってきます。
無理にトリプルガラスにしなくても窓の性能は飛躍的に上げる事が出来るので、軽量化とコストダウンも図れますね。
【参考】弊社の製品であれば以下のような性能が出せます。
窓の断熱性能とガラスの関係
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