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今週末、エコレで建築を行なった住まいのオープンハウスを開催します!
建築家 丸谷博男先生設計のエコハウスが、福岡県糸島市に誕生します。3つの世帯が暮らすコンパクトな住まいです。
日本全国、猛暑が続いていますが、丸谷先生の素晴らしい間取りと光の取り方で、お家の中にはとても心地よい空気が流れています。
杉の無垢材や珪藻土など自然素材をたくさん使用して、屋根で集めた太陽で暖められた空気を熱交換器による換気システムを利用し室内へ送り冬の暖房エネルギーを削減する。
また、二階のバルコニーには、本物の芝生を使ったスカイバルコニーを設置。建物内でありながら自然を感じることができる素敵な住宅です。
こちらのオープンハウスは、「朝倉カフェ」(エコレ(株式会社レジナ)運営)の会員様のみのご案内となっております。※本文の最後に朝倉カフェのご案内があります。
ecoreの家とは
ecoreの家とは、住む人を中心に考えた家づくりで、できるだけヒトと環境に優しい素材を使うことで負荷をかけない家のことです。日本は南北に細長い上に気候も様々なので、ecoreの家は地域の気候や立地条件に合わせてつくり上げていきます。
杉をたくさん使います
杉は日本で一番生息している木であり日本で一番寿命の長い木でもあります。(樹齢2000年以上の木は日本各地にありますよね。)杉は日本固有の樹種であり、学術名はクリプトメリアヤポニカと呼ばれています。
なんとなくわかると思いますがヤポニカとはラテン語で「日本の〜」という意味。クリプトメリヤとは「隠れた財産」という意味です。つまり、日本の杉はとても素晴らしいものだと言うことをその名前が表しているわけです。
ecoreの家ではこの杉を柱や梁など主要な構造に使い、床にも杉の無垢材を使用します。さらに室内のドアや家具なども杉を中心に天然の木材を使うことで「優しい家」をつくり上げていきます。
家を長持ちさせるために
木をたくさん使うと言うことは、湿気とシロアリの多い日本においてその対策は必ず行わなければなりません。有害なシロアリを撃退するためと言っても強力な薬剤は使いたくはありません。もしかしたら人に対してもなんらかの影響が考えられるからです。ecoreの家ではホウ酸を使ったシロアリ防御と木材の劣化対策を行っています。ホウ酸を使った防蟻屋さん(シロアリ対策を専門にやっている会社)はたくさんありますが、ecoreの家では日本ボレイトさんのボロンdeガードを採用しています。
理由はたくさんありますが、一番は責任施工で防蟻処理をしてくれること。
それは、とても大切なことで、万が一でも塗り忘れがあったら、大事な家をシロアリに食されてしまいます。
柱の1本1本を丁寧に施工してくれる姿は何度見ても素晴らしいと思います。そして最長15年のシロアリ保証もお客様に安心を届けられるので採用している理由です。
呼吸する壁
ecoreの家は呼吸する壁です。呼吸する壁とは?と思うかも知れませんが、呼吸しない壁もあります。人は1日にペットボトル4〜5本分(約2〜2.5リットル)の水分を放出させていますので、この水分に適切に対応しなければなりません。もしも呼吸しない壁の家なら除湿機やエアコンの登場となるわけです。でも、できれば自然と呼吸ができたらいいですよね。
ecoreの家では壁には電磁波対策もできるオリジナルの珪藻土を使って水分のコントロールと匂いや有害物質の対策を取っています。化学物質をほとんど使っていないからそこまでいらないのではと思われるかも知れませんが、後から持ち込む家具や衣類やカーテン、そして洗濯に使い洗剤の匂いなど様々なものがあふれかえっています。その対策も考える必要があるんですね。
そして、見えない部分の断熱材ですが、セルロースファイバーという新聞紙を再利用した断熱材を使用しています。紙ですから湿気も吸ったり吐いたりしてくれるので調湿効果も高く、さらにたくさんの空気を溜め込んでいるので防音効果も高いのが特徴です。しかも、紙なのに燃えにくいというすごい製品なんです!
その秘密はホウ酸。シロアリ対策や木材の劣化防止にも使っていますがこの断熱材にも使っているんですよ。ホウ酸は鉱石(石)なので燃えることもなく、セルロースの劣化を防ぎシロアリも寄せ付けないという優れもの。見えない部分にもいろんなこだわりがあります。
ecoreの家ができるまで
ecore(エコレ)の家は、お施主様の思いをかたちにします。
家づくりのスタート!お施主様と共に業者様への事業説明会を実施
1月には"ecoreの家"の事業説明会を行いました。
お施主様よりecoreの家の建築に至るまでの経緯と、この家づくりに対する想いを語っていただきました。そして、私たちからも協力業者の方々に対して、このお客様の想いを一緒になって形にして欲しいとお伝えしました。
その想いを受けて、各業者様からは『この様にどんなお施主様の家をつくるのか今までは知らされる事はなかった。一生懸命やらせていただきます。』『お施主様の想いを実現するために出来る限りのことをやって行きます。』『ぜひ参加させてください。』
と熱い気持ちを伝えていただきました。
ecoreの家完成に向けて一丸となった瞬間です!
建築途中で構造見学会を実施
構造見学会には、多くのお客様にご来場いただきました。
5月のその日は28.5度と少し汗ばむ陽気でしたが、中に入ると気持ちのいい涼しさ。
室内は25.9度と見学者の方々もすぐにその違いに気づいていました。
「なんとなく涼しい気がするけど」
「窓を開けているのに中の方が涼しいんですね」
建築途中なので、もちろん冷房など一切使っていません!からこの涼しさ、不思議に思うのも無理はありません。
(左が外気温、右が室内温=冷房なし!)
快適さの秘密は、断熱材と太陽の熱のコントロール。
断熱材には湿度をコントロールするセルロースファイバー(デコスドライ)を採用し、壁と床には遮熱シート(太陽の熱を直接室内に入れない為の特殊な素材)を使ってエアコンなどを使わずに快適な空間を作り上げています。
ここから仕上げに入りますが、さらに"調湿効果"を高めるためにレジナの特許商品オールアースパウダーや無垢の床材などで性能をさらにアップさせていきます!
ecoreの家が完成
度重なる豪雨や猛暑の中、ecoreの家が完成しました!
お施主様にも最終チェックをしていただき、いよいよお披露目です。完成前のチェックとして細部にわたってチェックして頂きますが、ecoreの家では電磁波のチェックも行います。居室といわれるリビングや寝室、子供部屋などから電磁波が基準値(一般社団法人 日本電磁波協会が指定している基準)よりも低いことを確認しています。
その他の部分もご満足いただけたようで一安心です。
オープンハウスでは、レジナだけの"特許技術"で、快適性を実感していただけますよ!
建築家 丸谷博男先生
一級建築士事務所株式会社エーアンドエーセントラルarts and architecture代表
ICSカレッジオブ アーツ校長
NPO梅ヶ丘アートセンターフェローシップ代表
千葉大学工学部建築学科非常勤講師「設計指導」
東京芸術大学非常勤講師「素材と造形論」
2002年東京芸術大学、女子美術大学、沖縄芸術大学より「素材と造形論」の非常勤講師依頼を受ける
1948年9月24日生まれ(B型)
山梨県出身
本籍は石川県羽咋郡志雄町
問い合わせ・申込先
TEL092-555-6100
〒818-0083
福岡県筑紫野市針摺中央一丁目3-29 (P有)
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