目次
市場の変化はとにかく早い
”地震対策”→”シックハウス対策”→”省エネ”→”ゼロエネ”と、この10数年、法律も含めてすごい勢
いで変化しています。その変化に対応するために色々な手段を講じることになるのですが、その手段は大きく分けて次の3つになります。
- 法律への対応
- 商品バリエーションの拡充
- 魅力的な価格設定
このうち法律への対応は当たり前のことなので、残りの2つが主な対策となります。
しかしながら、この変化の速度に対応しきれていないのが人材。商品や製品は簡単に変更できますが、それを扱う人材の対応にはタイムラグが生じることになります。
住宅展示場の変化
ビルダーや住宅の総合展示場等を定点観測していると、その度合いがはっきりと感じられます。
ビルダーや住宅展示場を以下の4つの視点で見ていくと、その違いがよくわかってきます。
- ブランド
- デザイン
- 仕様
- 接客(術)
すると、伸びる会社、維持する会社、衰退する会社がある程度見えてきます。
住宅展示場の場合、2〜3年で建て替えることがあるのですが、最近では長持ちをアピールするために10年以上建て替えない例も増えてきました。逆にいうと、集客がうまくいっているから建て替えの必要がないのかもしれません。
しかしながら、住宅展示場は出展メーカーの入れ替わりが激しいのが現実。ある住宅展示場でここ10年くらいの間に入れ替わったメーカーを見てみると、その理由が見えてきます。(もちろん以前の状態を知っていることが前提ですが)
そのポイントはやはり接客(術)ですね。
社員の育成に力を入れないと持続しない
もちろん、デザインや性能や仕様、それからゼロエネルギーに対応していることが前提です。
あるメーカーは、以前からブランド力をあげる事に特化して業績を大きく伸ばして来ていましたが、最近は以前ほどの接客や仕様でもなくなって来ています。本当に大丈夫かなというレベル。ブランド力があるので暫くはいいと思いますが、今後が気になるところ。
着工がいいときこそ社員育成の時なのですが、逆に気が緩むのかも知れませんね。
他にも気になる会社が幾つかありますが、もう少し様子を見たいと思います。
弊社では、ユーザー向けおよびビルダーサポートの一環として情報をご提供しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社Green Bridge(グリーンブリッジ)→問い合わせフォーム
住まいや暮らしに関する情報を、メディアやセミナーを通じてお伝えしております。ユーザー様向けのセミナーや企業様向けの講演など各地で行っております。住まいを通じて、お客様に寄り添う、ていねいな暮らしのコンサルタントとしてお客様の快適な住まいと心地よい暮らしをサポートいたします!
株式会社Green Bridge →問い合わせフォーム TEL03-3791-1585
住まいの専門サイトHOUZZでユーザーの家づくりをサポート記事を連載しています。→こちら
運営する暮らしのサロンのセミナーの先行予約もいち早くご案内!
ぜひメールマガジンにご登録ください。