梅雨独特の湿度の高い日が続いています。
この時期に増えるのが“トラッキング現象”による火災です。乾燥する冬に火災は発生しやすいと考えがちですが、高い湿度の今こそ要注意です。
総務省消防庁発表によると、建物火災は18,163件発生しており、トラッキング現象が(一部)原因と考えられる火災は、1,070件ほど確認されています。
※電灯・電話等の配線、配線器具、電気機器に関係していると考えられます。
それでは、トラッキング現象とはどんなものでしょうか?
長い間、差しっぱなしになったコンセントと電源プラグの間にはホコリがたまりがち。そこに湿気が加わると、電源プラグの刃の間で火花放電が繰り返されます。
その熱がコンセントに接する絶縁部を加熱し、電源プラグの刃と刃の間に「トラック」と呼ばれる電気の道をつくります。
やがてはそこから放電をおこし、発火。これがトラッキング現象です。
※中部電力のホームページより引用
このホコリが溜まる要因ですが、【コンセントを長期間掃除していない】【タコ足配線】などが挙げられますが、そこで発生している電磁波によりホコリを誘引している事も原因の1つとして考えられます。
電磁波がホコリを集めている?と思われるかもしれませんが、電磁波のない状態に比べてホコリが集まる事は実験でも明らかとなっています。
クリックして電磁波の有無によるホコリの動きをご覧下さい。
この実験の中で使われているのが、電磁波対策が簡単にできる“エルマクリーン”という器械です。
トラッキング対策として、
使っていない電気器具はコンセントから抜く
コンセント周りをこまめに掃除する
タンスの裏側など、目の届きにくい場所のコンセントはなるべく使わない
たこ足配線は止めるく
という事になります。安全確保のため、すぐに実行して下さい。
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