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日本における携帯電話の普及台数は一人二台の時代に突入していて、電話をかける際も固定電話より携帯電話を使う時代になりました。私たちの生活になくてはならないモノになりましたが、間違った使い方をしている人が多いので注意が必要です。
安全な携帯電話やスマートフォンの選び方
前回は、携帯電話の高周波のヒトへの影響についてお伝えしました。(詳しくは、こちらをご覧ください→携帯電話の電磁波は問題ないの?〜その2)そのポイントは、
- SAR値(高周波の吸収率)を確認し検討する事
- メーカーの推奨する正しい使い方をする事(高周波への暴露を減らすために、付属のイヤホンやハンズフリーオプションを利用する)
事をお伝えしました。
SAR値については、こちらからご確認ください。
多少のバラツキはあるものの、発売されているほとんどの機種は基準値内に収まっていますので対策は進んでいるようです。これは安心ですね。それでも携帯電話やスマートフォンの高周波電磁波が気になるようであれば、SAR値のより低いものをお選びください。
もう一つの電磁波の問題
では、SAR値を確認して安全を確認するだけで大丈夫なのでしょうか?
実は意外なところに落とし穴があったのです。それは、携帯電話やスマートフォンの充電時に発生する電磁波の影響です。
充電時に電磁波が発生してるの?
と不思議に思うかもしれませんが、充電中こそ気をつける必要があります。次の2枚の写真は、充電中と充電していないときの電磁波(電場)の発生状況です。
充電していないときは12V/mと電場の影響はありません。
一方、充電中は670V/mとEMFA基準値25V/mの27倍も電場が発生しています。
通常は充電しながら通話する事はあまり無いと思いますが、使用頻度の多いビジネスマンや、ネットやSNSを利用することの多いお子様など充電しながら使用している人を多く見かけますので、ちょっと心配です。
寝ながらスマホは直ぐにやめて!
充電中の携帯電話からは電磁波が発生するので、充電しながらの使用は中止してください。
そのほかにも、充電中の注意点をお伝えすると、
- 充電中の携帯電話やスマートフォンに触れない
- 充電中の携帯電話をベットや布団に持ち込まない
- 充電しながらお風呂で使用しない
などになります。
しかしながら、これらのことはあまり守られていないのが現実で、残念な事にスマートフォンを充電しながら入浴したことで感電死した方もいます。また、充電しながら枕元において寝ている方がとても多いのに驚きます。携帯電話を目覚ましがわりに使っているからという話をよく聞きますが、ご自身の健康のためにも直ぐにやめましょう。
携帯電話やスマートフォンを寝室に持ち込むときには、ベットや布団に置かない(触れさせない)ようにして下さい。電磁波は、寝具を伝って人体にも届きますので良質の睡眠を妨げます。
寝室における使用方法は、
1)枕元に携帯を置かない。
2)充電は離れた場所で行なう。
3)電源ケーブルを付けたまま使用しない。
となります。
意外と見過ごしがちな就寝時における電磁波の影響。疲れを取るための睡眠のはずが疲れが取れないと言う事がないようにお気をつけ下さい。
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『電磁波は、寝具を伝って人体にも届きます』木製のであれば大丈夫でしょうか?