最近、ようやく高性能窓が普及し始めましたね。
とは言っても、まだまだペアガラスがほとんどでトリプルガラスが採用される割合は少ない状況です。
弊社のサッシには、木製・樹脂製問わずトリプルガラスが採用されています。
何故、トリプルガラスにするのかは以前のブログにも書きましたが、表面温度を室内の温度に近いところまで上げるためです。
超高性能トリプルガラスサッシZERO
ところで、日本の窓の性能が低い事はこれまでにも書いてきましたが、実は住宅用の窓ガラスだけが遅れている訳ではありません。
身近なところだとワインセラーなども、海外勢に比べて劣っています。
近年、ワインブームに乗ってワインセラーの販売が増えているそうです。確かにワインショップに行くと家庭用ワインセラーを見かける機会が増えましたね!
そこで、気になる事が一つ。
ワインセラーにおいて扉はガラスのものを多く見かけますが、そのほとんどがペアガラスである事をご存知でしょうか?
温度管理が重要なワインセラーにおいて、熱が漏れまくるペアガラスは致命傷。温度ムラが出るのではと心配になってしまいます。(本体の断熱性能に比べてガラスの性能が著しく劣っていると考えられます)
ペアガラス
一方で、写真のスウェーデン製ドメティックのワインセラーの扉はトリプルガラス。
お洒落だ!
トリプルガラス
他の海外メーカーでも一般的にはトリプルガラスを採用しています。
振動なども御法度ですから、トリプルガラスにしない理由はありませんね。
ワインですら温度管理に気を使う訳ですから、人に対してはことさら気を使うべきではないでしょうか?
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