住宅用サッシの断熱性能は、どうしてこうも低いのだろうか。
常日頃から疑問を感じていて、身の回りにあるガラス製品について調べてみました。
例えば電子レンジ
中身が見えないと、焼け具合がどうなっているのか心配ですよね。そこで、ガラス製の扉が使用されている訳ですが庫内の温度に対して表面温度はさほど高くはありません。
写真はオーブンレンジでピザをやいている最中ですが、庫内の温度は400度あるにもかかわらず、ガラス表面温度は24.8度!側で調理をしていてもその暑さを感じる事はありません。当然、火傷などしては困りますから、使用するガラスには高い断熱性能が要求されている訳です。
400度以上の温度差がありながら、オーブン内の温度を室内側に伝えず、他の部分の温度と変わらない表面温度に出来る断熱ガラスの凄さを感じさせますね。
一方で、住宅用のガラスはペアガラスと言ってもその断熱性能は天地の差があります。最近では、輸入窓などを使用する事により断熱ガラスの良さを享受して頂く事が出来るようになりましたが、まだまだ少数です。
一般的なペアガラスの場合、冬場のガラス表面温度が著しく低下する傾向にあります。もちろん夏場の日射を遮る事も重要ですよ!
この辺りも踏まえて、窓選びを行なってほしいものですね。
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