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毎年この時期になると、お部屋の模様替えを考える人が増えてきます。
特にカーテンは、部屋のイメージを変えるにはとてもいいアイテム。せっかくなので雰囲気だけでなく暖かさも手に入れましょう。
断熱カーテンと断熱ブラインド
季節ごとにカーテンを模様替えする人が増えてきたようで、最近では断熱カーテンと言われる製品もかず多く見かけるようになりました。断熱カーテンと言われると”断熱性能が高い”と勘違いされそうですが、カーテンがないよりは断熱効果がある程度のもので、どちらかというと夏の日射対策がメインの商品です。日射対策がメインなので、当然室内は暗くなりますので照明などで明るさを補う必要があります。もちろんカーテンを開ければ明るくなるので明るさは解決しますが、逆に日射は入ってくるし外から丸見えということになりますね。
一方で、断熱ブラインドは、ブラインドの構造がペアガラスのように二重構造になっているので、断熱ブラインド自体が断熱材の役割をします。しかも、和紙のように光は柔らかく通し、外から室内が見えないので昼も夜も安心してお使いになれます。
これから、断熱ブラインドの特徴と使い方をお伝えしたいと思います。
光を通し、視線を防ぎ、断熱するブラインド
日本には、もともと障子という文化が根付いており、一年を通して上手に使いこなしていました。夏の暑い日は障子を開け痛風を良くすることで室内を涼しく保ち、冬は障子を閉じ、暖かい室内の熱が外に逃げるのを防いでいました。また、障子を上手く使い、その時に最適な明るさを調整するなどとても合理的な使い方もされています。
それに対し、一般的なカーテンだとカーテン+レースという2つのものを用意する必要があり、光の調整についても開けるか閉めるかと言うことになり調整が難しく、さらにエアコンの取り付け位置と被ってしまったり、カーテンが室内側に大きくはみ出してくるので部屋を狭くしてしまうという物理的な問題もあります。
日本の住宅には断熱ブラインドが合う
断熱ブラインドには次の3つの特徴があります。
- 断熱性能が高いので、光熱費が安くなる※
- 和紙のような素材なので、インテリアに馴染む
- DIYで誰でも取り付けが可能
さらに、取り付ける窓のサイズに合わせて製品を制作するオーダーメードなので、ぴったりサイズの断熱ブラインドが手に入ります。
※暖房方法や建物の断熱性能により効果は変動します。光熱費を保証するものではありません。
断熱性能が断熱窓と同じくらい高いので、光熱費が安くなる
部屋がなかなか暖まらないとか、窓辺が寒いと感じることはありませんか。いくら暖房してもスイッチを切った途端に寒くなる。それは窓から熱が逃げているからなんです。
窓から逃げる熱は家全体から逃げる熱の約半分!だから、いくら暖房しても暖房を切った途端に部屋が寒くなってしまうんですよ。つまり、この窓から逃げる熱を逃さないようにすれば、部屋も暖かくなるし、窓辺も暖かくなるので部屋が広く使えるようになります。
断熱ブラインドの上手な使い方
断熱ブラインドは、その名の通り断熱性を高めた今までに無いブラインドです。どれくらい温かくなるかというと、今ある窓の内側に、もう一つ窓を付けたのと同じくらい断熱性能が高まります。
また、冬の日差しは暖かいので、晴れの日にはブラインドを開けて、曇りや雨の日、それに夜はブラインドを閉じる事で室内の熱を逃がさないので、光熱費も抑えられます。
紙のような素材なので、インテリアに馴染む
断熱ブラインドに使われる素材は、一見和紙のように見えますが水にも強いポリエステル不織布です。耐熱性に優れ、吸湿吸水性が少なく、防腐性にも優れた素材です。この柔らかな質感は、洋風な部屋にも和室にも馴染みやすいのが特徴。インテリアに合わせて12色から選べるので、部屋の雰囲気に合わせて各部屋ごとに色を変えることもできますよ。
便利な開き方と使いやすい操作方法
ブラインドというと下だけが開くイメージですが、上下に開くタイプもあります。通りに面していて下の方は隠したいけど太陽の光は取り入れたい。そんな人には、上下タイプがあるのでオススメですよ。
オーダーメイドでピッタリサイズ
断熱ブラインドは全てオーダーメイドです。1mm単位で調整可能なので、どの窓にもぴったりのブラインドが制作されるので、見た目にも美しい仕上がりとなります。
写真は賃貸マンションへの設置例ですが、カーテンレールの取り付け位置に合わせてブラインドを取り付けたので、退去時も安心です。もちろんオーダーなので、すっきりと収まっていて日射も柔らかく入ってきている様子が分かります。一人暮らしのマンションにも最適ですよ!
オーダーの仕方
オーダーするための寸法は、窓の高さと幅をメジャー等で測定するだけです。
- 高さを測定する
- 窓の幅は上・中・下の3点を測定する
- タスキ測定をする
特に幅については窓枠の上・中・下の3点を採寸し、必ず最小値を選んでください。また、窓枠内側の天井にブラインド設置が可能な奥行きがあるか確認が必要です。6cm以上あれば取り付け可能です。
ご注文の際には、採寸した寸法のうち一番小さい寸法をおしらせください。
断熱ブラインドの価格
断熱ブラインドの価格は、一般的なカーテンと同じくらいです。掃き出し窓(1.6m X 2.2m)で41,300円となります。詳しくは表をご覧ください。※シングルハニカム構造25mmコード式の場合
その他の操作方法やタイプについては、お問い合わせください。→お問い合わせ
施工は簡単
断熱ブラインドの施工は、ご自身でも施工可能です。施工の流れをご紹介しますので、参考にしてください。施工が難しいなと思った方はご相談ください。
準備するもの
・電動ドリル(ドライバーでも可) ・メジャー ・鉛筆 ・両面テープ
施工手順
①ブラケットの取付位置を鉛筆でマークし、仮止めをします。
- 左右対象になるようにブラケット取付位置を決め、一直線上に並ぶように窓枠に両面テープでブラケットを仮止めしてください。ブラケットは両端から77mm程度の位置に取り付けしてください。
- 3個以上ブラケットを使用する場合は、中間のブラケットを等間隔に取り付けしてください。
②ビスを打ち、ブラケットを取り付ける
内付け、外付けでブラケット固定位置が異なりますので、設置前にもう一度確認してください。
安全にご使用いただくために付属のビスを全量使用してください。付属品以外のご使用は絶対におやめください。
③ブラインド本体を取り付ける。
ブラインドのボックスについている溝をブラケットに引っ掛け、後ろ側を押すように差し込んでください。大きなサイズの場合は、ケガの防止とブラインドの落下防止の観点から、二人以上で作業することをお勧めします。
賃貸でも設置可能です
『壁に穴をあけることになるから賃貸は無理なんですよね』という声をよく聞きますが、多くの場合で設置は可能です。
賃貸住宅の場合、写真のようにカーテンレールが設置してありますが、このレールのブラケットを利用することで設置可能です。
実際の設置については、大家さんにお問い合わせの上、取り付けることをお勧めします。
断熱ブラインドのお問い合わせ
断熱ブラインドは、注文からお届けまで20日ほどいただいております。本格的な冬が到来する前に、窓辺の衣替えもお勧めします。東京近郊であれば施工も行いますのでお問い合わせください。
また、カタログもご用意しておりますので、問い合わせフォームにカタログ希望と書いてください。
問合せ先:株式会社Green Bridge(グリーンブリッジ)→問い合わせフォーム
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