なるべくなら結露リスクを最小限に抑えたい。
Uw=0.74の高断熱窓はこちら
温熱環境だけでなく、健康面からもそう願いたいと思います。
近年、省エネルギーの観点から省エネ住宅先進国の性能に少しでも近づこうという気運が高まっており、
幾つかの木製窓メーカーでは、世界に通用するほどの高性能窓を実現しているところもあります。
いよいよ本格的に性能を競う時代に突入したと言えるでしょう。
ところで、窓を選ぶ時の基準はどこにおいていますか?
断熱性能?
気密性能?
防音性能?
遮熱性能?
デザイン?
どれも大事ですよね。
それでは、断熱性能の基準はどこにおいた方が良いのか?
熱貫流率(Uw)を重視する方も多いと思います。確かに、窓の性能を上げると家全体の熱貫流率が
一気に高くなります。
でも、熱貫流率が高くても窓の結露が止まらない事は以前お伝えしました。
そこで、各メーカーごとの熱貫流率と最低表面温度の解析結果を見てみましょう!
表:熱貫流率と最低表面温度の関係
すると意外な結果が出ました。
障子や枠の素材に関わらず、最低表面温度が大きくバラツイているのが分かるかと思います。
また、最低表面温度の位置もそれぞれ違う事もお分かりいただけると思います。
(なお最低表面温度は窓全体の温度ではありません)
弊社の高断熱窓”GB8”は最低表面温度15℃と高い温度を示しています。
施工方法などによって結露を多少解消する方法はありますが、問題解決にはなりません。
どのような目的で窓を必要としているのかよく考えてみる必要があります。
狙いの熱貫流率はUw≦1~1.5で最低表面温度が冬期の平均温度のとき露点に達しないこと。
当然、お住まいの地域で違ってきますから事前のシュミレーションが大切です。
弊社では窓の熱解析も行なっております。ご使用になるサッシのCADデータがあれば解析出来ますので、
お気軽にお問い合わせください。
高断熱窓と窓解析のお問い合せはこちら
次回は、ガラスについてお伝えします。
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