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SDGsに取り組む上で最も大切なことは一体なんでしょうか?それは、2030年までに定めたゴールを達成することです。そのために必要なポイントをご紹介します。
全ての人が対象です
SDGsのゴール17に『パートナーシップで目標を達成しよう』とあるように、全ての人がステークホルダーであり参加者となります。つまり、つくる側もつかう側も、生産者も消費者もそれぞれの立場で参加者となりパートナーとなります。
ただし、注意しなければならないのは、そこには立場の違いがあるということです。例えば生産者としょうを考えた場合、そのレベルは同じではありません。そこには生産者側のSDGsゴールがあり、消費者側のSDGsゴールが存在します。この部分の整合性をどのように設計するか、企業側の責任で考える必要があります。
解釈は、人の数だけ存在する
同じゴールを目指そうとしても、なかなか意見がまとまらなかったり、場合によっては『お前は分かっていない』などと関係がギクシャクする事があります。そもそもSDGsでは、これまで人類が経験したことのない領域を目指そうとしているのだから『これが正しい』という解はありません。自分の経験値や他人から教えられた事だけで進めようとすると、それに当てはまらない考えを排除しようとしてしまいます。
ワークショップを行う中で起きたことですが、『そんなの当たり前だろう!』『お前そんなことも知らないの?』と相手を威圧して自分の話に終始する人がかなりの確率でいます。そういう人がグループに入ると、消極的な意見しか出なくなり、お手盛りの結果しか提供されなくなります。
例えば添付の絵を見たとき、どう見えるかをみんなの意見を出し合いたい時に、『これはトリックアートだろう』とか『これ知ってる!』などと目的と違った意見ばかりが出てしまうと、積極的な考えが出にくくなるので注意が必要です。
ファシリテーターが必要
SDGsを進める上で最も大切なことは、ファシリテーターを置くことです。社内の課題解決と社会問題の解決を同時に達成しようとするSDGsの活動を、自社(自己)完結型で進めていくのははかなり難しいと思います。その理由は、
- 取り扱う範囲が多岐にわたるので、時間と労力を必要とする
- 課題解決の課題が不明確になりがち
- 問題解決型(PBL)で進める方がいいが、専門的知識が不足している
- ワークショップがワークショップにならない(社内のパワーバランスに依存しがち)
- 長期スパンの活動なので、第3者のフォローがないと継続が難しい
などがその理由として挙げられます。
前項でもご紹介しましたが、自社内だけでワークショップを行うと社内のパワーバランスで意見が決まる傾向にあります。また、意見を出したばっかりに『じゃあ〇〇さんが担当してください』と本末転倒な自体がおきかねません。SDGsはみんなで考え、みんなで決め、みんなで取り組む活動です。SDGsの目的にある様に『誰一人取り残さない社会の実現』に向けて行動することが必要です。身近な人を孤独にさせることは言語道断です。
ファシリテーターを置くことで、一人一人の声を大切にすることができます。ファシリテーターが話しやすい場を作ることで社内のコミュニケーションもスムーズになります。ファシリテーターによるワークショップ開催など実行することで、円滑なコミュニケーションが実現され、SDGsだけでなく職場環境の改善にも効果がありますよ。
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