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家具をつくってもらえるんですか?
先日のセミナーで、お客様からいただいた言葉がきっかけでした。
一日限りの特別公開!横浜クラシック家具工場見学と暮らしのセミナー
家づくりの中で不思議なのは家具がデザインされていないこと。住宅展示場やマンションのモデルハウスに行くと、必ずある家具。何気なく見ているかもしれませんが、快適な暮らしをするうえでとても大切なものなんです。何もない箱の中に自分にあった家具を探し出すことはできるでしょうか?そもそも箱に合わせて家具を選ぶよりも、自分に合わせたとっておきの家具を用意した方が幸せな暮らしが実現できます。
家具に合わせる生活
家具に合わせる生活。そんなことしたことないと思うかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?ダイニングテーブルと椅子のセット、長く座っているのが苦痛な人はいませんか?足の置き場に困っている人はいませんか?(全ての人が同じ身長や座高なら問題ありませんが)結果として姿勢を崩すことにもなりかねませんので、あまりおすすめできません。まして、お子様にリビングでお勉強させるとしたらなおさらです。
経年美化と経年劣化
もうひとつ大切なことは、その家具に愛情を注げるかということ。100年以上前のアンティーク家具は、いま見てもうっとりするほど美しく、この先いつまでもこのフォルムと風合いを残して行くんだろうと感じます。一方で木目のシートや樹脂で表面をおおわれた家具は購入した時が最も美しく、使い続けるうちに当初の輝きは失われていきます。悲しいことに後世に引き継がれることもなく捨てられているのが現状です。
あなたに合わせた世界に一つだけの家具。
初めての工場見学にワクワクが止まらない!
家具をつくるということはハードルが高いと思われる方も
多いのですが、からだのことを考えたらやっぱりお勧めしたい。そんな想いから今回の見学ツアーを企画しました。
材料と製作工程を実際に見ていただき、本物の家具はどうして愛着がわくのかを肌で感じてもらう1日です。まずは工場見学で材料選びから加工、そして最終の塗装工程まで一通り見ていただきました。普通は見ることができない場所ですからみなさん興味津々。大きな加工機などに臆することもなく”すごーい!””これはどうなっているんですか?””触ってもいいですか?”と予定の時間を過ぎてもみなさん楽しんでいましたよ。
ゆたかな暮らしを支える家具
そのあとセミナーにてゆたかな暮らしを支える家具についてお話をさせていただきました。工場見学をされたあとなので、みなさんすでにオリジナル家具に気持ちが動いていましたが、はやる気持ちを抑えてもらい自分に合わせた家具がどれがけ大切かを考えてもらう時間となりました。身長も体つきも違う家族が一堂に会するダイニングテーブルにはどんなものを選べばいいのか。また、書斎の机やお子様の勉強机、家事テーブルなど用途に合わせたサイズの選び方、またそれに合わせた椅子の選び方などお伝えし、いまお使いの家具が自分に合っているのか判断できるような内容をお伝えしています。また、家具だけでなく、快適な暮らしについて身近にひそむ様々な問題を取り上げ、今後の家づくりに役立つ情報を提供しました。
本物の家具に囲まれた空間
ショールームにてたくさんの家具を実際に触って、座って、体感していだだきました。
妥協を許さない職人の技、見えないところほど手の込んだつくりの家具をご覧いただき、本物の素材を使った注文家具はどうして人を惹きつけるのかを肌で感じていただきました。
まとめ
家具ひとつで生活が豊かになること、一つのステキな家具があるだけでいい空間に変わることを実感していただけたのではと、主催者として嬉しく思っています。セミナー後は、リフォームの相談や家具の購入相談、一枚板のテーブル探しなど、職人が作る本物のテーブルに集まって最後の時間まで盛り上がっていました。本物に触れる事で感性を磨き、手入れをする事で愛情を手に入れる。
そんな暮らしをこれからも提案していきます。 (荒木康史)
〒243-0423 神奈川県海老名市今里3-25-41 P有
TEL.046-232-3641
OPEN 10:00 – CLOSE 17:00
定休日:火・水
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