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いつもは碑文谷倶楽部(目黒区碑文谷5−15−1ー2F)で開催しているイベントですが、今回はアンティーク家具の戸山家具さん自由が丘インテリアサロン店にて開催されました。自由が丘インテリアサロンが7月末で本社(海老名市)に移転する事になりましたので、今回は戸山家具のファン&応援する有志が中心となり「ありがとうイベント」を7/7-8の二日間開催しました。
1日目「住まいのセミナー」
暮らしのサロンArK
私のお気に入りの福岡太宰府の珈琲Chibaのコーヒー豆を挽くところからスタート。これは、コーヒーを飲んでゆっくりしていただきたいという思いと、ていねいに淹れたコーヒーの美味しさとあわせて、このすべてのプロセスを楽しんでほしいという私の思いです。(将来は、ワインとコーヒー、ときどき日本酒というお店を予定しています)
豆を挽き出すと、香りがお部屋全体に広がります。女性参加者が多かったので、女性にも扱いやすいフソー社のミル(今は、会社がなくなっていて販売がありませんが、感動するほど軽い挽き心地です!)でみなさんに試していただきましたよ。
手挽きミルを使ってらっしゃる方こそ、驚かれます。この軽すぎる挽き心地。おしゃべりしながらミルを挽けます!(ので女性向き!)
ミルクを入れないとコーヒーは苦手という方もはじめて飲めた!とか。浅煎りの酸味が苦手と思っていたけど、これは美味しい!みなさん、喜んでいただけました。
で、この時間は、コーヒーセミナーではありません!ので、本題に進めましょう!
住まいのセミナー
今日のお話しは、私たちの衣類からはじまって建物の「呼吸」について。
また、新しい公害と言われてる香害についてのお話も。子どもの頃、自宅に空気清浄機がありましたか?あったという家でも一家に一台。
2日目「暮らしのサロン」
2日目は暮らしのサロンと題して、前日とは違った内容にて開催しました。建築家の丸谷博男先生の特別講座も開催されるという事で、女性の方がたくさん参加していただけましたよ。やっぱりダンディーな大人の魅力でしょうか(笑)。
丸谷博男先生の講座
建築家とは日頃どんな仕事をしているのかを、現在進めているプロジェクトを交えて色々と説明していただきました。
建築家というと建築の仕事だけかと思っていたのですが、そうでは無いんですね。丸谷博男先生が関わっているプロジェクトの中に、新しい日本酒のブランディングとラベルデザインがあるということでした。
最近の日本酒のラベルはかなりオシャレになってきたと思っていましたが、これをさらに輸出するために新たなデザインをするというのです。いくつかの案を見せていただきましたが、とてもオシャレで欲しくなるデザインでしたよ。
それから、デザインするときに使う道具類の説明がとても興味深いものでした。いきなりパソコンに向かうと思いきやそこは鉛筆でデザインを書き込んでからパソコンで仕上げていくそうです。その鉛筆にとてもこだわりをお持ちで、何種類もの鉛筆を試して今の自分に合った鉛筆(道具)を見つけ出すのだそうです。この日も4種類の鉛筆をお持ちで、それぞれの書き心地や陰影の出方などをいくつかのデッサンを見せながら説明していただき、参加者からも驚きの声が上がっていました。
丸谷博男先生の講座では、とにかくフレンドリーにみんなに語りかけてくれるところが人気の秘密のようです。今回の講座でも先生の周りを参加者が囲んで、管理人のコーヒーを飲みながら笑顔の絶えない講座となりましたよ。
先生の講座に負けないようにコーヒーの腕も上げなければ(管理人談)。
暮らしのサロンark
なので、お昼のお弁当の容器を洗って、実物を見ていただきお話ししました。
プラスチック容器のようなおうち「タッパーハウス」に住んでいるんです私たち。ビニルクロスであったりして呼吸しない家。
ご参加頂いた方からの感想
・M.T様
素敵な家具だらけ〜!!!
特に、入口正面にある一枚板のテーブルが素敵すぎて。わたくしずーーーっとすりすり撫で撫でしてました( ̄▽ ̄)そして、美味しい美味しいオーガニックコーヒーをいただきつつ、荒木康史さんのミニセミナー。
日本三大家具店 IKEA、ニトリ、無印良品!「健康」から見た観点で、買うならどこの家具が良い?とか。今の家は○○ハウス!あなたのその不調、実は家が原因じゃない?とか。
目から鱗のタメになる話を、たくさん、たくさん!教えていただきました。
次の自己投資は家具だな。うん。生きていく上でめちゃめちゃ大事なこと、惜しげもなく、たくさんたくさん教えてくれます。
あいさん、荒木さん、今日は貴重な機会を本当にありがとうございました!
次の機会に是非電磁波の話聞かせてくださーい!!
・T.S様
「本物を知ることの大切さを再認識した丸谷先生、荒木さんのお話」
何気なく簡単に毎日を過ごし、少しずつ なんかおかしくなっている とどこかで気づいていながら目をつぶったり言い訳をしたりして手近で安価なものを手にすることが多くなっていた自分に気づいたこの日。本物の手触り、コーヒーの香り、身体が喜ぶだろうなぁという家具たちを目にしたとき、なぜそれが大事なのか、大事にしなければならないのかも知り、生活そのものからちゃんと見直さなければって、反省をせずにはいられませんでした。。
タッパーハウスの事、香害のこと、コーヒーの事、沢山のお話を夢中で聞いた至福のひと時でした。私も、少しづつだけれど、自分の暮らしを丁寧にしたい!と思う毎日です。
香害について
近年、芳香柔軟剤、消臭スプレー、制汗剤など、人工の強い香料が原因で体調を壊し、日常生活を送れなくなる人が増えていることから、日本消費者連盟は、2017年7月26日と8月1日の2日間、香りの害に苦しむ人からの相談窓口「香害110番」を開設し213件の相談を受け付けたそうです。
特に多かったのが隣の洗濯物の香りによる被害。相談するにも誰に相談していいか分からない、耳鼻科へ行っても精神科へ行きなさいと言われたとか、コインランドリーから流れて来る柔軟剤の匂いがひどい、職場の同僚の衣類の強い香りや香水が苦しく退職に追い込まれた例が報告されるなど、問題は深刻です。
香害の主な症状は、頭痛、吐き気、めまい、味覚障害など、日常生活に大きな障害となっています。
最近の柔軟剤のニオイは、少しキツイなぁと思っていましたが、調べてみると以前に比べてニオイの成分を強めたり、また、長時間ニオイが続くように特殊なカプセルに包むことで繊維に長く止まるようにしているそうです。このカプセルは一度衣服に付くとカプセルが割れるまでいつまでも止まるようになっているので、洗濯するたびにニオイの成分が増えていくそうです。これには驚きました。
ニオイの問題は別のニオイで誤魔化しても解決しないどころか、逆に迷惑をかけることになります。それよりも、ニオイ原因とその元を断つことを心がけて見た方が良さそうです。
今後の開催予定
引き続き、戸山家具製作所の本社工場(海老名)にて、暮らしのサロンイベントを運営します。日程はこのページにてご紹介いたします。日程等のお知らせご希望の方は、当サイトパートナーsmilewalk.club (スマイルウォーク)のメールマガジンご登録ください。
当サイト管理人 荒木康史
当サイトパートナー みのわあい。
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