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そのプロポーションの美しさと鮮やかなグリーンに惹かれ購入した逸品です。
VINTAGE BIRCHLEAF London
Birchleaf Coffee Grinder by David Birchは見た目はアンティーク風ですが、現代の作品になります。しかし、シングルホイールのデザインと鋳物でできた本体の重厚感は、まるでアンティークなコーヒーミルに思えてしまうほど落ち着きのあるデザインです。このコーヒーミルはLondon Pottery Company. が商標を持っていますのが、そのデザインの美しさに中華製のコピー商品が出回るという事態が発生しました。今でもコピー商品がネット上で安く販売されているのを見ることがありますが、手を出さないほうがいいでしょう。
VINTAGE BIRCHLEAFはオークションサイトで見つけることができます。グリーンの他にブラックがありますので好みの色を見つけるといいでしょう。見た目の重厚感と相まって重さが約4.5kgとかなり重いので、場所を決めて常に同じ位置で使うことをお勧めします。日本のコーヒーミルでも同じような形状のものはありますが、ホイールの大きさがかなり大きいので、使いやすさから言えば女性にお勧めです。
産業革命を思わせるようなデザイン
VINTAGE BIRCHLEAFの良さは、本物らしさ。細部まで素材と作りにこだわっているのでインテリアとしても十分に存在感があります。また、コーヒー豆の挽き心地はとても軽く『本当に挽いてるのかな?』と心配になるくらい滑らかな挽き心地です。豆の挽き具合は刃物で”サクサク”とカットしているような感覚なので毎回気持ちがいい。一般的なコーヒーミルは鋳物やセラミックによってコーヒー豆を砕くような感じで粉にしていくので”潰してる”感が強く男っぽさを感じるのですが、この辺が女性にお勧めしたい部分かもしれません。
また、このフォルムは蒸気機関を彷彿させてくれるので、なんとなく産業革命時代に思いを馳せ、ひと回し人回しをより丁寧に行いたくなります。おそらく、このミルは長く愛されるものとなりますので50年100年先でも人々に愛される存在となるでしょう。
VINTAGE BIRCHLEAF Londonの特徴

South Eastern & Chatham Railway C-class No.592 http://www.bluebell-railway.co.uk/bluebell/pics/c.html
何と言っても、その無骨なフォルムです。重さはなんと4.5kgもあるので、その存在感といったら他のどのコーヒーミルよりも目立ってしまいます。
また、グリーンをいう色はコーヒーミルの中ではとても珍しい色で、上部につけたゴールドメッキのタンクがアクセントとなり、高級感も漂わせています。おそらく写真のSouth Eastern & Chatham Railway C-class No.592にインスパイアされたのかなと、勝手に想像しています。それにしても、よく似てるなぁ。

VINTAGE BIRCHLEAF London 撮影 荒木康史
このホイールタイプのコーヒーミルは日本でも色々なところから発売されていますが、いまいち挽きにくいと感じていました。その理由はミルの刃物とホイールの小ささにより、とにかく豆を挽く時間がかかるということです。1杯分ならいいのですが、2〜3杯分ともなると、回している手が疲れてしまいます。しかしながらこのコーヒーミルはホイールも大きく、刃物も絶妙な挽き具合なので本当に軽く挽くことが出来るので日常使いとして良いですね。
VINTAGE BIRCHLEAF Londonの操作方法

VINTAGE BIRCHLEAF London 撮影 荒木康史

VINTAGE BIRCHLEAF London 撮影 荒木康史
VINTAGE BIRCHLEAF の操作方法はいたって簡単です。
豆の引き具合の調整は、センターの軸を押し込めれば細かく挽くことができ、引き出せば粗く挽くことができます。
手順としては、まず左側の小さなホイールを緩めます。次にセンターの軸を時計回りに回すと押し込まれ細かく挽くことができ、時計と反対回りに回すと粗く挽くことが出来ます。必要な粗さになったら小さなホイールを時計回りに回し、軸が動かないように固定すれば完了です。小さなホイールを閉め忘れていると、いつの間にか豆の粒が粗くなっていきますので注意しましょう!
お手入れとスペック
このタイプは分解することが難しいので、ブラシなどを使って残った豆を取り除くようにしましょう。上部の豆タンクは取り外せますので、水洗いしても良いですし柔らかい布で吹き上げるだけでも綺麗になります。
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